疑問点を残さぬ姿勢

限られた無料相談に際しての相談者の心理としては、少しでも安心したい、一筋の光明を法律事務所から届けて欲しいなど、縋るような精神状態となって当然です。結果多くの相談者が「自身が自己破産せずに済むのか否か」といった極論を急ぎ求めてしまう傾向が否めません。しかし無料相談はあくまで『相談」であり、今後の解決策を模索する入口段階に他なりません。何より法律とは皆さんの実社会生活に於ける人権を守る役割を担う「国家レベルの決め事」です。速やかな着手が求められる借金問題の解決ですが、冷静に判断するに際して必要な時間までを奪い取る問題でもありません。

弁護士との無料相談に際しては、些細な疑問点を曖昧にしたまま、弁護士からのアドバイスをただ聞き続けぬ姿勢が求められます。「こんな初歩的な質問は失礼かも」「こんな事すら知らなかったから借金問題に窮していると馬鹿にされるのは嫌だ」といったプライドは、この期に及んでは無用かつ邪魔以外の何物でもありません。皆さんが悪意を持って、あるいは能力不足から借金問題の当事者になった訳では無い事実を、弁護士は誰よりも深く理解しています。

勿論出来るだけ分かりやすい表現と説明を届けて貰えますが、それでも引っ掛かった、あるいは理解に窮した場面に遭遇したのであれば、臆せず尋ね返す、更なる説明を求める姿勢を徹底してください。